重度の便秘解消のための腸内洗浄

便秘解消や宿便の排泄、ダイエット効果などを期待して、腸内洗浄が行われていますが、腸内洗浄によって腸内細菌を洗い流してしまうと腸内細菌バランスを崩してしまい、逆効果になる懸念があります。

腸内には膨大な数(500~1,000兆個)の細菌が住みついていて、腸内細菌バランスは腸の機能や便通の状態、免疫力、ビタミンの合成などとも関係があります。

腸の粘膜は24時間位で新しい細胞と入れ替わり剥がれ落ちます。食べ物のカスも一緒に排泄されます。なので、便秘で長期間滞留している古い便は存在しますが、宿便が腸壁にこびり付いているということはありません。

腸内洗浄や浣腸、下剤など外部の刺激で腸に強制的にぜんどう運動を起こして排泄させていると、腸の自発的なぜんどう運動が起きにくくなり、便秘がひどくなったり、逆に腸が過敏になったり(過敏性腸症候群)するリスクがあります。

便秘のため浣腸や下剤を使用しながら、乳酸菌を取ったり腸のマッサージや下半身の運動を行っても、せっかく摂取した乳酸菌は短時間で洗い流され、下剤など外部刺激で強制的にぜんどう運動を起して排便することが習慣になってれば、無意味とは言わないまでも、効果は相殺されるので便秘解消は困難です。

便秘解消の土台となるのは、消化の働きを活発にする(自律神経の中の)副交感神経を優位にし(精神的にリラックスする)、改善するまでは、スムージーなどで栄養と食物繊維を摂取し、便の量を増やすために蒟蒻を摂る等がいいと思います。

便秘の人の多くは下半身、臀部、腹部の筋力が弱いので、その部分を重点的に筋トレするのも効果が期待できると思います。歩くこともお勧めです。それでも1週間も排便がなく腹痛や腹部の張りが強くなったら、必要最小限で下剤や浣腸もやむを得ないとは思いますが、あくまで補助手段と考えてください。

病院で便秘を訴えると、下剤を処方されることがあります。下剤は腸を化学物質(薬)で刺激し、半ば強制的に排便させます。便秘が何日も続いてお腹が張って苦しいときは止むを得ませんが、常用すれば、しだいに自身の腸の蠕動の働きが弱くなります。それがさらに進むと、下剤だけでは排便できなくなり、浣腸と併用しないと排便できなくなります。

病院では、比較的気軽に、便秘薬として下剤を処方するところ(医師)が少なくないようですが、食生活を改善し、運動し、精神的にもストレス解消するなど、生活習慣を改善することが、便秘を根本的に解消するための唯一の方法です。(もちろん、病気が原因の便秘は、その病気を治療することが必要なのは言うまでもありません)

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