風邪薬は症状を抑えるだけ

風邪をひくと熱が出たり、体がだるくなって横になりたくなったりします。体内には睡眠を誘発する物質が数多くありますが、体の外から侵入してきたウイルスや細菌が引き金になって放出されるサイトカインもその一つです。

感染症で体に異常が発生しているから、免疫システムを活性化するためにサイトカインの量が増え、発熱するわけです。それを薬で熱だけさげたら、機能すべき免疫系が抑えられ体調は悪化するはずです。

ウイルス抑制因子であるサイトカインは、血中に放出されると脳に働いて発熱と睡眠を誘発します。発熱は生体の防御反応で、体内に入った異物に抵抗し、さらに人は眠ることで体の免疫機能を高めているのです。

熱は出るべくして出るものであり、解熱剤によって熱が下がったように見えても、最高体温を下げるだけです。逆に熱が完全に引くまでの時間はかえって長くなる傾向があります。薬を飲まずに、ちゃんと熱を出して一日寝込めば、普通の風邪ならじきに治ります。