現代の医療について

科学は、物質的な現実感に根ざした唯物論の世界観だ。唯物論で精神世界を含めた森羅万象を理解することも説明することもできない。科学で説明できるのは、世界の物質的なごく一部の側面に過ぎない。

医学的な観点から説明できなくても、有効な治療法は存在する。ほとんどの医師が医学的に証明できない治癒例や治療法を否定するのは、現代医学の限界を認めたくないからだろう。

多くの人は、建物が立派で受付が広く清潔でちょっと豪華で検査機器が最新のものが揃っているような病院に安心感を持ちやすく通いたがると思うが、その施設を建設し維持し、何名ものスタッフを雇うには、かなり稼ぐ必要がある。

医療の質(治療効果)が高いから立派な設備を建てて維持できると思うのかも知れないが、私の印象では、治療技術の高さや医師の人格的な良さと、働く病院(医院)の建物と設備の立派さは比例しないと思う。逆に立派な施設を建設維持するために、高額な検査を多用し薬を沢山だすのだと感じる。

現代の医療はビジネスの面が大きい。病院でさえ、利益を出すことを求められる。だから、病人をできるだけ増やし、病院に通わせることが必要なのだ。例えば、健康診断やがん検診はお客さん(患者)を増やすための格好の手段で、医療関係者の生活を支える糧になっている。

現代医療の効果について

「80%の患者は、現代医療を適用しても、良くも悪くもならず、自然に体調は落ち着いていく。医者の治療は、それが有害でない限りにおいて、この原則的経過に影響は及ぼさない。

10%ちょっとの症例では、現代医療の治療が劇的な効果を発揮する。

しかし、残りの9%程度の症例については、医者の診断や治療が不適切だったため、不幸な結果を招いている。」

この見解は、アメリカ、ボストン大学内科教授(インゲルフィンガー博士)が論文で発表したことです。

ちょっと古い話ですが、1970年代に、コロンビアのボゴタ、アメリカのロサンゼルス、イスラエルで、医者が50日前後もの長期間ストライキをしました。この間、救急医療以外は一切行なわなかったそうです。

その結果どうなったかというと…

これらの都市の死亡率が、25%(ボゴタ)、18%(ロサンゼルス)、イスラエルにいたっては50%も減少したそうです(手術の件数も数十%減少)。

我々の多くは、現代医療で、かなりの病気は治せている。手術や投薬などの治療、検査もほとんどが有効で、病院の治療を受けないと死亡率はすごく高くなると、漠然と信じていますが、実態(事実)はそれとは逆のようです。

現代西洋医学は、目に見える症状の改善と解消が治療と考えています。病気の意味と本質を考える医師や医療関係者はまれです。たいていの、手技療法家や民間療法家も同じですが。

科学的根拠に基づいた医療とか言っても、実際に広範囲に臨床調査された治療法は少ないようです。今の癌治療が有効かどうかは、治療をしないグループと生存率の比較をしなければ科学的に有効と言えませんが、広範囲な調査は、日本では実施されたことはないようです。健康診断で寿命が延びたという調査結果も存在しません。

現代医学は症状の管理と傷の修復

西洋医学(現代医学)の基本は、身体に現れた現象を観てそれに対処するというものです。方法論は、管理と修繕です。血圧を下げるなど検査数値を薬で管理し、病気や怪我で変化したり傷ついた部分を修繕(手術)するわけです。

西洋医学で大部分の病気が治るとの思い込みは、ある種の信仰だと感じることがあります。現象を観て管理と修繕を行なうという方法論では、根本的な問題は解決できないでしょう。実際、慢性病の多くは西洋医学では治せてないのが実態のようです。

病院の検査は凄い設備を使って最先端の医学で行なわれているので、検査すれば大部分の病気の原因はわかると思っている人は少なくないと思いますが、今の医学的検査で原因がわからない病気はいくらでもあるようです。

病気を問題と観る見方は、大部分の方がされていると思います。しかし病気は身体の必然だというふうに観方を変えると、健康観が変わります。ご自身の生活習慣や環境、身体の使い方、体との付き合い方に問題があるから必然的に体調が変化する(病気が現れる)と考えると、病気の根本原因が観えてきます。

病気を診断する(病名を付ける)ことは、医師だけに認められています(法的には)。病名を付けるということは、症状(身体に起きた現象)を言葉で表現するということです。ですから病名を付けるという意味での診断をすると、病気の本質(本当の原因)から視点が離れることにつながります。

病気に捕らわれ、症状を消すことだけに拘るより、病気や体調不良になった必然に思い至れば、身体はその思いに応えてくれるでしょう。

医者の仕事について

医師の仕事(診察)の7割は診断に使われるそうです。正確に診断することが医師としての評価につながるようです。治療は今の保険制度の下では、誰がやっても同じ方法しかできないからです。

医者ははっきりした症状がありレントゲンなどの検査で異常個所が見つかれば、患者の訴えを認め、適切な処置をしてくれますが、不定愁訴と呼ばれる原因不明、検査で異常ない症状の人の訴えは認めてくれず、話もあまり聞かないようです。

でも、体調不良の多くの方が言うには、辛い症状、うっとおしい症状、痛みなどの話を、ちゃんと聞いてくれて、原因を考えてくれるだけで、心配が軽くなると言います。

ならば、整体師は手技だけでなく、お客さんの話をちゃんと聞くことが存在価値の一つになるし大切なことだと感じました。

医者の不養生と当たり前のように言われます。しかし、医療関係者の自己管理の適当さが、病人が減らない理由のひとつかも知れません。医者の自己管理の甘さは、病人が減らないほうが生活が安定すると潜在的に考えていることが影響しているのかも知れません。

生活習慣や生活環境、自身の考え方、気持ちの持ちようなどを変えなければ、治療で症状を解消できたとしてもやがては再発するでしょう。医療機関での治療だけでは健康回復と維持は無理です。何か専門的なことを習うときは、一流でなくてもいいが経験の無い人に教えてもらいたいという人はいません。医療関係者自身が、生活習慣の改善や自己管理をできていなければ、患者を指導することはできないはずです。

薬について

感染症のための抗生剤や炎症が激しいときなど一時使用のステロイドなど、救命に必要不可欠な薬はありますが、大部分は、身体の治癒反応を抑えるための薬で、製薬会社の利潤のために開発されてるというのが、私が調べた結果得た結論です。使用は必要最小限がいいと思います。

日本で売られている「薬」の大半は、生命反応の一部を止めるものです。がんの薬は、細胞分裂のプロセスを妨害、胃潰瘍の薬は、胃酸の分泌をブロック、コレステロール合成阻害剤、免疫反応を止めるのが解熱消炎鎮痛剤などです。

解熱剤は基本的に免疫抑制剤です。風邪や、インフルエンザなどの感染症で発熱すると解熱剤を服用します。服用すれば、だいたいは熱が下がります。それで薬が効いて病気が治ったと思う人もいますが、感染症にかかっているのに免疫抑制剤をのんでいるわけです。害が無いと言い切れるでしょうか?

薬が認可されるには、科学的証拠が必要とされますが、データというのは測定しようとしなければ出てきません。解熱剤でどれ位、免疫が抑制され、感染症が悪化したかは測定しないので、データは取ってないということです。

つまり感染症そのものの実態はデータ化せずに、熱という測定しやすい要素、患者が自覚しやすいものだけをデータ化して証拠にしているのです。

大手の製薬会社は厚生労働省の役人の大事な天下り先です。薬害が後を絶たないのも当然かも知れません。厚労省に限りませんが、官僚は国民の為には仕事をしてない。そう思わざるを得ない現実が多すぎると感じてます。

検査について

沢山の種類の検査を頻繁にして、早期発見、早期治療することが、病気を早く治し、健康維持の秘訣というのは、体本来の機能と力を考えれば、間違った考え方のような気がします。

今の検査体制や医療的検査の目的、レベルを考えると 自覚症状のないのに検査を受けるのは無駄というより危険です。

救命救急医療、交通事故どの大怪我の外科的処置、検査技術などは、現代医療の独壇場だと思っていますが、自覚症状のない人全員の健康診断、検査、人間ドックは、病気を作り出し医療機関が儲けるための重要な手段となっている側面があると考えています。

今の医療体制だと、本人の体調より検査数値を重要視していますが、薬で強制的に検査数値を基準内にしても、寿命が延びることはないという調査があります。血圧など薬で長期間下げると、死亡率が増えるという調査もあります。検査機器と投薬に頼った健康管理は、寿命を延ばさないようです。

検査で異常が無い場合でも…

現代の西欧流医学の特徴のひとつは、機器による検査を重視していることです。
その結果、検査機器が高度に発達しました。
レントゲンはかなり昔からありますが、MRTという方法でもっと体の中をはっきりと立体的に診る方法も一般的になっています。

その反面、触診や聴診器を当てて直接医師の感覚で症状を判断したり、患者さんの話をじっくりと聞き取ることが少なくなっているようです。

高価で高度な検査機器で異常が発見されなかったら、どんなに患者さんが異常を訴えても、気のせいだとか、精神的な問題として片付けられたり、痛みなどのはっきりとした典型的な症状の場合なら、鎮痛剤を処方するだけで治療完了にしていることが多いようです。

でも、患者にしてみたら、検査で異常無しといくら言われても、科学的(医学的)には問題ないからと言われても、痛いものは痛い、だるいものはだるい、辛いものは辛いのです。

僕の整体院には、病院で異常無しと言われた人や、年齢のせい(高齢だから)でしょうがないと言われた人や、痛み止めを処方されただけの人が来院されます。

僕は治療をしているわけではありませんが、話をよく聞き、生活状況や仕事の内容などを聞き出し、自分なりに原因になっていると思うことを伝えたりすることもあります。

施術では、症状を改善・解消することを第一の目的にしていますが、一時的に症状が改善したり解消しても、すぐに元に戻るようでは、いたちごっこなので、長期的な施術の目的としては、体質改善し自然治癒力を高め、また痛みや不快感が起きない状態を目指してやっています。

それと同時に、体調悪化の原因と思われる生活習慣を改めるためのアドバイスをしたり、体を整える体操を教えることもあります。

逆に、表面的な痛みやダルさなどの症状で来院された人でも、自分の施術では改善できない場合や、体の歪み以外の、もっと体の内部に問題がありそうだと感じた場合には、病院での検査、受診を勧めることもあります。

今の医学は高度に発達していると思われていますが、実際は、検査機器に頼りすぎるためか、機器で計測できない異常は、異常なしとしているような気がします。

整体をやっている者の目からは、異常無しと言われた人でも、症状がある場合は、体が歪んでいることが多いという印象を持っていますし、症状が改善するにつれて、歪みが少なくなり、姿勢が良くなる例を多数見てきています。

その経験から思うことは、検査機器というのは、人の五感を補完する目的で使うならとても効果をはっきすると思いますが、検査機器の計測可能な範囲だけで診断しているとしたら、微妙な症状でも重大な病気が隠れていたり、辛い症状に耐えている人を異常ないからと放っておくことになると思います。

現代医学には現代医学の得意分野があり、民間療法、手技療法にも、それぞれの得意分野があるということなのですが、医師や薬や検査機器が病気を治すわけではなく、患者さん自身の健康になりたいという希望、病気を克服したいという意志と体が生まれつき持っている自然治癒力が治療の主役であり、病気や症状を治すことができるのだと思います。

生活習慣の改善について

食事や生活習慣、環境の改善で癌が予防できるとか、治るとかいうことになると、製薬会社と医療機関は儲からないので、その方向での治療や予防医療は発展しないのでしょう。 医者も多くは、生活習慣改善や食事療法などを勧めても、儲けにならないので、薬や手術をしないと治らないと言うのでしょう。

仮に、癌の原因が過度のストレスや悪い食生活、生活習慣だということになったら、今の医療体制では、医師、病院、医療産業は飯の食い上げになるわけです。それで、なんとか薬や手術などの産業技術でしか解決できない原因を考えて発表し、治療に結びつけていると主張する医師もいます。

治療のガイドライン

医学系の学会が「ガイドライン」を作っています。目的は増え続ける医療訴訟に備えて、病気ごとに検査と治療の基本方針をまとめたものです。強制力はありませんが、万が一の場合、ガイドライン以外の治療を行なっていた場合、訴訟で負けた事例が出ています。

医師は自分を守るためにガイドライン通りにするようになっています。多くのガイドラインは、医師に薬をどんどん使うように求めています。そのために検査の基準値を厳しくしています。その結果薬が沢山売れます。製薬メーカーと医療界は利害が一致し一体化しているので当然ともいえます。

保険診療の限界

(健康)保険診療で行われる医療は、全国民が対象なので、質より量、個人より不特定多数を対象にせざるをえません。患者さんの生活状況などの背景を知り、なぜ病気になったのか考えていては、大量の患者をさばくことはできません。
保険診療では、不特定多数を対象とせざるをえないので、検査数値で線引きして、それ以上は病気、それ以下なら病気でないと単純に判断せざるを得ないのです。検査で異常が発見されなければ、患者さんが不調を訴えても、気休めに痛み止めなど薬を処方されてお終いというのも、しかたがない面はあります。

整体などは医療と認められていませんが、実際には、病院で異常なしと言われた人の不調解消や、病気未満だが健康体ではない方の調整を行っています。整体の施術は、個々人に対応した手作りとも言える方法なので、大量に患者さんを診ることはできませんが、個人の対応したきめ細かいケアは可能です。

病院・整骨院などで改善しない方はお試しください

薬に頼らず、慢性化した体調不良を解消したい方には、高い効果が期待できる整体施術を行っています。

川越の整体…ヒロ自然療法院
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